顧客情報を活用しよう!店舗運営を高めるオプション機能を解説

LINE予約システムを利用することで、予約受付業務の効率化が図れることは、いまや広く知られています。

一方で、予約システムに取り込んだ顧客情報の活用が、店舗運営の強化につながることは、あまり聞いたことがないのではないでしょうか。

この記事では、店舗の運営力を高めるためのオプション機能活用について解説します。

目次

便利なLINE予約システム

LINE予約システムとは、LINE公式アカウントで予約を自動で受け付けることのできる仕組みのことです。

予約管理が自動化されることで、業務の効率化が図れます。

予約システムを導入しない場合でもラインによる予約は可能です。
しかし、お客様とスタッフ間で直接メッセージのやり取りが発生するため、その利便性は高くありません。

システム導入により、たとえば、
・顧客からの予約ハードルの低下
・24時間の予約対応
・予約カレンダーでの日程管理
・予約内容の変更・キャンセルの自動受付
・クレジットカードでの事前決済
など、さまざまなメリットが得られます。

LINEとの連携で得られるメリット

ここでは、LINE予約システムを連携させることで得られるメリットを5つ挙げます。
以下、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

業務の効率化が図れる

連携システムの導入により、業務の効率化が図れます。
問い合わせや予約受付のために割かれる時間・人手が削減できるため、スタッフが業務に集中でき、生産性が上がります。

電話予約の場合は、電話に出るため作業を中断することになるでしょう。
また、日程を調整するために、店舗のカレンダーや手帳などをめくってスケジュールを確認する時間も必要です。

一方LINEの場合では、自動的に予約を受け付けてくれるため、その都度業務の手を止める必要がありません。
また、予約カレンダーによって空き状況を簡単に把握できるため、顧客を待たせてしまうこともありません。

ユーザーを顧客に取り込める

LINEのユーザーを顧客に取り込めることが、メリットの1つに挙げられます。
2022年11月の時点において、LINEは最も多くの人が利用しているSNSです。
利用者の数が多ければ、より多くの人に情報を届けられます。その分、顧客として取り込める人数も大きくなるでしょう。

また、幅広い年代が日常的に使用しているツールのため、
・顧客が使い慣れていて、公式アカウントを追加するハードルが低い
・メッセージに気づきやすい
などのメリットがあります。

円滑なコミュニケーションが取れる

顧客との円滑なコミュニケーションが取れることも、メリットの1つです。
LINE予約では24時間予約が受付可能のため、顧客が店舗の都合に合わせる必要がありません。
施術中や休日など、電話がとれない場合であっても、スムーズな対応が可能です。
そのため、予約の取りこぼしが少ないといえるでしょう。

また、LINE予約システムは、文字を打ち込むだけで予約が完了します。
会話が苦手な顧客にとっては、気軽に利用できるシステムであるといえるのです。

事前決済ができる

事前決済ができることも、LINE予約システムのメリットです。
先に決済を済ましてしまうことで、キャンセルしづらい心理が働きます。
一度支払いが完了したものを手続きし直すことは、多くの人にとって面倒に感じられるでしょう。
予約忘れや、当日のキャンセルを防ぐことに効果的です。

また、決済を事前に済ませているため来店当日の支払がなく、接客や対応が最小限で済むことで、顧客満足度の向上、業務の効率化が期待できます。

リピーターをつくれる

リピーターを獲得できる可能性が高いことも、LINE予約のメリットです。

LINE予約システムで得た顧客情報は、マーケティングツールとして活用できます。
ターゲットとなる年代やニーズを分析し運営に反映させることで、顧客の囲い込みが可能でしょう。

また、一人ひとりの来店頻度やメッセージの開封率に応じて、次回の来店を促すような情報配信ができます。

具体的には、
・割引クーポンの発券
・アフターフォローのセグメント配信
などが挙げられます。

不特定多数に向けた広告よりも、より効果的なアプローチが可能です。

予約システムの選び方・注意点

予約システムには、さまざまな機能があります。
この章では、予約システムの選び方や注意点について、3つのポイントから解説します。

自社の運営に合ったものか

自社の運営に合った仕組みを選ぶことが重要です。
予約システムは、業種ごとの運営を踏まえて、それぞれの職種別に特化・細分化されています。

たとえば、テイクアウトやデリバリーで商品を販売したければ、事前決済の機能は必須でしょう。
予約に関する機能をよく確認したうえで、導入するシステムを決定するとよいでしょう。

導入及び管理がしやすいものか

導入の方法や管理の仕方など、店舗側が扱いやすいものを選ぶことも重要です。
顧客やスタッフにとっても簡単に扱えるものでなければ、導入の意味が薄れてしまいます。
予約受付に必要な機能を揃えることが必須です。

一方で、多機能さを重視して、操作が複雑化してしまうことは避けるべきでしょう。
求める機能に優先順位をつけて、操作の簡略化を図ることがポイントです。

無料トライアルを実施しているシステムもあるため、複数のシステムに登録して比べてみることをおすすめします。

セキュリティが万全か

顧客情報を扱うものである以上、セキュリティ対策は最重要事項です。

万が一、LINEからの情報漏洩があれば、顧客からの信頼を取り戻すことは難しいでしょう。
企業としての価値が揺らぐことにもなりかねません。

そのため、導入を検討している予約システムがISO規格を取得しているかどうかを確認することがおすすめです。
ISO規格とは、国際的に品質や安全性を保証するものです。

顧客情報の管理に便利なオプションと活用方法

ここでは、リピッテの予約システムにおける、顧客情報の管理に便利なオプションを3つ紹介します。
具体的にどのような点が役立つのかを、ぜひ参考にお役立てください。

顧客情報管理機能|顧客の悩みを含むプロフィールを確認

リピッテでは、お友達登録時に顧客にプロフィール情報を入力してもらうため、顧客の年齢や性別、ニーズを含めた情報を取得できます。

顧客情報がわかっていれば、ニーズに合わせたご提案をしたり、対応する施術が得意なスタッフを充てたりできます。

また、スタッフのシフトに関しても一括で管理できるため、顧客情報と照らし合わせることで、顧客のニーズに合ったスタッフが外れているという事態を回避できるでしょう。

カルテ機能|施術内容を記録

カルテ機能は、施術内容を詳細に記録できるオプション機能です。

カルテ機能を使うことで、
・顧客情報の管理がより簡単になる
・ペーパーレス化によって経費削減が叶う
などのメリットがあります。

具体的には、
・メモ
・画像登録
・スケッチ
の3つの機能が搭載されています。

メモ機能は文字数制限がないため、施術内容はもちろん、カウンセリング内容や結果などを書き込むことが可能です。

また、画像記録では最大4枚までの画像・動画が取り込め、スケッチ機能では画像の編集が可能です。
施術部位にマークを入れておけば、より分かりやすいカルテになるでしょう。

セグメントメッセージ配信機能|顧客情報から自動配信

セグメントメッセージの配信機能は、リピーターの獲得に役立ちます。
・顧客の誕生日情報に基づいてメッセージとクーポンを配信する
・前回の来店から時間が経過している顧客に新しい店舗情報を配信する
・予約の前日にリマインドメッセージを配信する
など、顧客一人ひとりの状況に応じた内容を配信し、それぞれのニーズに合った情報を届けられるためです。

次回の予約につながる可能性が高くなるでしょう。

仮予約機能|候補日をあげてすり合わせ

仮予約機能は、店舗都合で予約が決められる機能です。
店舗側は、顧客の挙げた3つの候補日から、最も都合のよい日を選んで確定ができます。
そのため、日程の調整がつきやすくなるでしょう。

また、新たに追加された「予約候補最適化機能」を使えば、顧客に対して最適化された日時を提案することが可能です。
そのため、店舗側は無駄な空き時間を省いて、効率的に予約を埋められます。

まとめ

LINEと連携させる予約システムを決定する際には、
・自社の運営との相性
・導入・管理のしやすさ
・セキュリティ対策
などを考慮することが大切です。

リピッテでは、顧客情報の管理に便利なオプションを取り揃えています。
LINE予約システムをご検討の際は、ぜひご相談ください。